30分で読める目標達成のためのガイドライン『やり抜く人の9つの習慣』

今日も本の紹介です。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

はじめに

今日はハイディグラント・ハルバーソン著『やり抜く人の9つの習慣』を紹介します。

またしても、ハルバーソン教授の著書ですね。しかし、今回はいつもとは違う点があります。それは、超短いという点です!笑

なので、読書が苦手な方でも読みやすいと思います!

ただ短いと言っても読み応えはありますし、科学的根拠もバッチリです。目標達成という一点に集中して書かれているので「目標達成のための適切な方法だけが知りたい!」という方にはぜひおすすめしたいです。

かなりシンプルにまとめられているので、読み返しもしやすいです。僕自身、目標達成のために何度も読み返しています。

今回は本書の中から3つのテクニックを紹介していこうと思います。

目標に具体性を与える

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目標達成がなかなかできないという人が陥りがちなのが、目標を曖昧に設定するということです。

テストの点数を良くする、ダイエットする、筋トレするという目標を掲げたものの、最初はモチベーションが高いのでうまくいっても、具体性がないとフィードバックがないんですよ。つまり、達成したのかしてないのかよく分からないんですね。

目標を具体的にすれば、実現したときははっきりと分かります。失敗したときも、何が原因かということがやはりはっきりと分かります。

著者は目標について聞かれたときに、必ず最初に「目標を具体的にしなさい」と答えるそうです。

これから目標を立てるときは「ダイエットする」ではなく、「5キロダイエットする」にしましょう。

目標達成への行動計画を作る

2つ目のテクニックはいわゆる「if thenプランニング」と言われるものです。

このテクニックは習慣化の帝王とも言われ、心理学者の間で知らない人はいないくらいに有名です。有名なだけあって効果量もハンパなく、かつ簡単なテクニックなんで、ぜひ覚えてみてください。

やり方としては、事前に「もしこうなったらこうする」ということを決めておくだけです。

例えば、

  • 16時になったら筋トレする
  • 朝起きたらまず水を飲む
  • 時間が空いたらKindleで本を読む

という感じです。

事前に「いつ」「なに」をやるかを決めておく。本書ではこれだけで実行できる確率は2倍から3倍も高くなると言います。

僕もこのルールを使うようになってからは、様々なことの習慣化に成功しました。1度使ってみると効果の高さに驚くと思います。

目標までの距離を意識する

最後に紹介するのは「どれだけ進歩したかをモニタリング」するというものです。これも少し面倒ですが、やるとやらないでは雲泥の差が出ます。

具体的には、長期または短期の目標を設定し、一定の間隔で進捗状況を確認するという感じです。

例えば、目標が「3カ月で5キロ痩せる」なら、1週間毎に何キロ痩せたか記録するといった感じです。

ポイントとしては、「これから思考」で目標までの距離を考えることです。

「これまで思考」はこれまで2キロ痩せたと考える思考で、「これから思考」はこれから3キロ痩せなければという思考です。

著者は「これまで思考」だと気が緩みやすいと述べています。達成感があだになってしまうんですね。

さいごに

ということで、短めですが紹介は以上です。目標達成の本は色々読んできましたが、本書はとてもよくまとまっていて、使いやすい印象です。僕もまだ9つの習慣を全部試したわけではないので、これから実践してみようと思います!

では、今日はこれで終わります!また明日!

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