最近YouTubeの動画や書店を見ると、
日本はオワコン!
という言葉を目にすることが多くなりました。
そこで、今回は本当に日本がオワコンなのか、オワコンであるのだとして、日本に住む僕たちはどうすればいいのか書いてみました。
日本はオワコン?
まずは日本は本当にオワコンなのか考えてみます。
日本がオワコンと言われる理由はいくつかあるので、それを紹介します。
少子高齢化
1つ目は教科書にも載っている少子高齢化です。
僕が小学生の頃から少子高齢化が問題になると言われ続けていますが、未だ解決策はないのが現状です。
先進国では少子高齢化が進む傾向にありますが、中でも日本は顕著です。
このまま行くと日本の人口はどんどん減っていって、高齢者ばかりになるのは自明です。
先進国でもフランスのように人口が増加している国もありますので、希望はかすかにありますが、日本は多分無理でしょう。
理由として、日本政府がそんな大胆な政策をやるとは思えないからです。
また、少子高齢化に伴う年金の度重なる減額も問題になっていくでしょう。
賃金が上がらない
日本はここ20年間くらい賃金が上がっていません。
他の先進国は上がっている国が多いのになぜこんなにも差がついてしまったのでしょうか。
理由はいくつかあるでしょうが、その1つは日本企業が総じて儲かっていないことです。
アメリカではAppleやGoogleなど新しい企業がバンバン出てきて、世界でもトップクラスの企業となっています。
しかし、日本はそういう企業がなかなか出てきません。
なぜそのような企業が出てこないだろう?
と不思議に思いませんか?
僕は日本は新興企業や優秀な人が出てきにくい環境にあるのではないかと思っています。
それを示すのがホリエモンが逮捕された事件と、カルロス・ゴーンが逃げた事件です。
ホリエモンは当時ライブドアという会社を経営してて、イケイケでした。それに目をつけられ何らかの圧力が検察にかかり逮捕されてしまったのではないかと僕は考えています(事実はどうか分かりません)。
このように新しく出てきたイケイケの企業が潰されるのを見てしまうと他の企業も、
逮捕怖いから大胆な買収とかして目立つのやめとこ…
となってしまったわけです。
また、カルロス・ゴーン事件では、外国人に日本に関わるとヤバいという考えを植え付けてしまいます。
ゴーンさんは日産という会社を、従業員の大規模リストラなどによって、赤字から黒字に転換させます。ゴーンさんはめちゃくちゃ優秀だったんですが、日産の役員の恨みを買ってしまいます。その役員の圧力なのかは分かりませんが、ゴーンさんは警察に捕まり、ギリギリのところでレバノンに逃げました。
この事件から外国の優秀な人たちは、
日本で目立つと逮捕される…
という恐怖を感じたことでしょう。
もし、僕が優秀な外国人だとしたら絶対に日本にだけは行かないですね。
この2つの事件から、日本では優秀な人間が潰されるという雰囲気が蔓延してしまい、優秀な人間が出てきにくいのではないかと考えています。
期待できない政府や政治家
3つ目は政府や政治家に期待できないことです。
正直僕は日本政府や政治家に全く期待していません。
最近のコロナ対策しかり、東京オリンピックしかり、
うーん…なんだかなあ…
と思うことがめちゃくちゃあります。
一番問題なのが、少子化対策をほぼやっていないことです。
まあこれはしょうがない部分はあります。少子化対策に予算をかけたところで、高齢者の票は獲得できません。
なぜなら高齢者は少子化なんてどうでもいいからです。そんなことよりも高齢者優遇の政策を施行した方が高齢者の票を取れるため、政治家たちはそういう政策ばかり掲げるのです。
まあ自民党が与党である限りはこのループは終わらないでしょうね。
危機感のない国民
ここまで挙げていたことは少し調べれば分かりますが、それでも
そうは言っても日本はまだ大丈夫だろ
と思っている人たちが大半です。皆さんの周りにも、
日本やばすぎ!外国に逃げよ!
という方はほとんどいないと思います。
なぜこんなにも危機感がない人ばかりなのか僕なりに分析しました。
その結果、日本が貧困になっていくのに気づいてない、または気づいていても大したことないと考えているのではないかと考えました。
例えば、今のロシアみたいに
客観的に見てこの国やばい
と思える国は、出て行く人も少なからずいるでしょう。
しかし、日本のようにゆっくりと貧困化している国ではそういう気持ちになりづらい。
物価はステルス値上げというやり方をする企業が蔓延っており、物価の上昇を分かりづらくしています。賃金に関しては上がらないのが普通という異常な考えが染みついてしまっています。
このような理由からどんどん貧困化している日本の状況が実感しづらい訳です。
一方で優秀な人たちが日本から出て行く流れも加速しています。ひろゆきさんや中田敦彦さんは分かりやすい例です。
僕自身は結構日本やばいと思っているのですが、ひろゆきさんのように優秀ではないため、外国移住に関しては厳しいです。
その代わり付け焼き刃程度ですが、資産を外国株に変えることで物価上昇に対応しようとしています。
オワコンだとしてどうすればいい?
次は、もし日本がオワコンだとしたらどうすればいいのかについて考えてみます。
国や他人に頼らない
オワコンとは言っても、国がどうにかしてくれるだろ
という考えは甘いと言わざるを得ません。
最悪の場合生活保護という手はありますが、日本の生活保護は審査が厳しいようで、取りたくても取れない人がいっぱいいます。
また、他人に依存する生き方というのもリスキーです。依存先の人が死んでしまったら?病気になったら?裏切られたら?
パパ活という稼ぎ方が流行っていますが、リスクが大きすぎると個人的には思います。
小遣い程度ならまだしも、それで生きていくというのはちょっとどうなのかな、と思ってしまいます。
まずは自分のスキルを獲得して、自分で稼げるようになることが重要なのかな、と思っています。僕がその一貫でやっているのがこのブログでもあります。
外国に移住する
先程書いたひろゆきさんや中田敦彦さんのように、外国に暮らすという手もあります。
しかし、これは難しいという人が多いと思います。言語の壁がありますし、外国の仕事を見つけるのも難しいでしょう。
YouTuberやブロガーという手もありますが、インフルエンサーになれる人はごく一部ですから、結局は難しそうです。
諦めて貧乏に暮らす
最後は潔く諦めるという選択肢です。
諦めるというとちょっとマイナスなイメージがありますので、受け入れると言い換えてもいいでしょう。
ここまで日本が貧困の一途を辿っているみたいなことを書いてきましたが、それでも日本は恵まれている国です。
水は豊富ですし、治安はいいし、ご飯はおいしい。役所は手続きが面倒なことが多いですが、しっかりしているのは間違いないです。
それに幸せというのは主観的なものです。自分が幸せと思えば幸せなわけで、他人がどうかなんてことは気にしなければいいわけです。確かに日本は他の国々に比べて貧困化していますが、わざわざ比べる必要もないのかもしれません。
幸せか、それとも幸せじゃないのかというのは自分で決めた価値観でしかないわけです。
さいごに
今回は日本オワコン理論を自分なりに、深掘りしてみました。みなさんが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
僕自身の考えをさいごに書くと、日本は確かにオワコンだが、それを受け入れて解決策を考えるという結論になりました。
その1つとして、貧乏に生きる生き方もありなのではないかとも思います。
まあ貧乏過ぎると幸福度が下がるという研究もあるので、これ以上の貧困化は問題になるのかもしれませんが。まあそれは優秀な日本政府がどうにかしてくれることを期待して。
ということで、今日はこんな感じで終わりです。また次回!
コメント