人生を変える最強のアウトプット法とは?『アウトプット大全』書評

書評

どうも、塩レモンです!

最近は中田敦彦のYouTube大学にハマっています。
あっちゃんめっちゃ喋りうまいですよね〜。
ああいう風に喋れるようになりたいと思う人は多いと思いますが、今日はそれにも少し関係する本です。

では、早速いきましょう!

著者について


著者の樺沢紫苑さんは精神科医で作家です。

本書によると、

メルマガ毎日発行13年
Facebook毎日更新8年
YouTube毎日更新5年
毎日3時間以上の執筆11年
年2〜3冊の出版10年連続
新作セミナー毎月2回以上9年連続

を行っているそうです。

マジかよ、って感じですね。
僕も筋トレとか読書とかブログとか色々しているほうだと思っていますが、到底敵いそうにない😅

これだけのアウトプット量をどうやって実現しているのか、答えは本書で明らかになります。

どんな本?

本書は僕がブログを始めてみようと思ったきっかけになった本のひとつです。

なぜブログを書こうと思ったか?

アウトプットの重要性に改めて気づかされたからです。

日々日常をボーッと生きているとインプットばかりになりがちです。
ニュースサイト、SNSのタイムライン、読書、YouTube、etc…

インプットする機会はかなり多いですが、アウトプットをする機会って意外に少ないんですよ。

本書では99%の人がインプット中心の生活になっていると主張しています。

本書はアウトプットの重要性を説くと同時に、具体的にどんなことをすればいいのかまで落とし込んでくれています。

もっとアウトプットしたい!って人はもちろん、アウトプットってそんなに大事なの?という懐疑的なかたにもおすすめできる一冊です。

アウトプットとは?

男, 考え, 疑問に思う, 質問, マーク, 問題, 決断, クリエイティブ, 聞く, Faq, 情報, 解決

まずはアウトプットの定義からですね。
アウトプットくらい分かるわ!ってかたは飛ばしていただいて結構です。
一応確認しておくか、ってかたはどうぞ。
本書からの引用です。

インプットとは脳の中に情報を入れる、つまり「入力」すること。アウトプットとは脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」することです。
具体的に言うと、「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。

こんな感じですね。
脳の中で処理するってのがポイントですね。

アウトプットの基本法則

本書ではアウトプットの基本法則を紹介しています。

その中でもインプットとアウトプットの割合の話が面白いです。

今回はその中の一部を拝借させていただきます。

コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が興味深い実験をしています。
小3から中2までの100人以上の子供達に紳士録に描かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示しました。子供たち与えられた時間は9分間でしたが、そのうちの覚える時間と練習する時間の割合は、グループごとに異なる時間が指示されました。
最も高い結果を出したのは約40%を覚える時間に費やしたグループでした。年長生徒になると覚える時間が少なくて済むようになり、覚える時間に約30%の時間を費やしたグループが高得点を取りました。
アウトプット比率で言うと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をとってアウトプットに振り分けるのが、効果的な勉強・学びの方法と言えるのです。

少し長いですが、つまりは

「インプット:アウトプットの比率は、3:7が最適だということが分かったよ」

ということですね。

インプットに偏りがちの人は、3:7の数字だけでも覚えておきましょう!

人に話す

マネジャー, 男, 説明, 話す, トーク, 会話, ジェスチャー, ビジネスマン, 企業, 従業員, 仕事

アウトプットでも1番手軽で効果が高い方法に人に話すというものがあります。

しかし、日常的にアウトプットを意識して話すということは中々少ないのではないでしょうか。

僕は話すのが得意ではないので、「話すことでアウトプットになる!」と言われても、「何をどうやって話せばいいのか分からん!」となってしまいました笑

僕みたいな人におすすめの方法を本書から紹介しようと思います。

本を読んだ感想、映画を見た感想、テレビ番組を見た感想、スポーツの試合を見た感想、おいしいものを食べたグルメ感想。
何から始めてもいいので、「感想を人に話す」ことからアウトプットをスタートすると良いでしょう。
「感想を話す」ときのコツは、「自分の意見」「自分の気づき」を1つでいいので盛り込むことです。

感想を盛り込むことだけ?って思いますが、意外と感想言うのって難しいんですよね。

自分の感情をうまく表現するにはそれなりの語彙力が必要になりますし、うまく話せないと少し落ち込みます。

しかし、人に感想を話すという行為はやはりトップクラスに記憶の定着に繋がるテクニックなので、苦手だという人もぜひやってみてください。

僕も最初は全然ダメでしたが、ここ最近はうまく話せるようになったかも、と自分でも実感できるようになりました。

ラーニング・ピラミッド

最後にラーニング・ピラミッドというものをお教えします。
まずは引用です。

アメリカ国立訓練研究所の研究によって導き出された、学習定着率を表すラーニングピラミッドがあります。
人が何かを学ぶ場合、どれだけ記憶に残りやすいのか、どれだけ定着するのかを方法別に調べたところ、効果が低い方から順に「講義を受ける、人の話を聞く」「読む」「視聴覚教材を使う」「実験機材を使う」「グループ討論」「体験型学習」そして最も効果が高いのが「他人に教える」という結果になっています。人に教えるのがいちばん学びの効果が高いのです。

ラーニング・ピラミッドの図

ラーニングピラミッド


[https://career-ed-lab.mycampus.jp/career-column/707/]より引用

このラーニング・ピラミッドを全部覚えろというわけではないのですが、

「講義を聞く」が1番効果が低くて、「他人に教える」が1番効果が高い

のは覚えておいて損はないです。

学校の授業を全く覚えてないのにはこういう理由があったわけですね。

そして、やはり他人に教えるという経験は記憶への定着率が圧倒的。

やってみると分かりますが、めちゃくちゃ記憶に残ってほぼ忘れることはなくなりますよ。

まとめ

ということでいくつか内容を紹介したのですが、これはほんの一部です。

正直、本書に関しては買ってこそ意味のある本だと思いますね。

なぜかと言うと、何回も読み直すだけの価値があり、かつ1ページごとにテクニックが紹介されているので、スキマ時間にパラパラ読めるからです。

僕も何回も読み直してます!

気になったかたはぜひ買ってみてください!


では、今日はこのへんで!

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