人生という長いゲームの攻略法教えます『The Long Game』書評

書評

塩レモンです。

今回は、書評になります。

本書は人生という長いゲームをどうやって生きるべきかを問う本です。

人生は何かを達成して映画のようにハッピーエンドで終わるというものではありません。死ぬまでずっと続いていくゲームです。

そんな長いゲームを私たちはどうやって生きるべきか。そんな難しいテーマを掘り下げて行く本です。

今回は、読了後私が特に印象的だったり、ためになるな、と思ったりしたことについて書いていきます

Googleの20%ルール

Googleは社内でユニークなルールを採用しています。

それは20%ルールというものです。

これは自分のチームで進めている仕事以外に、Googleに価値をもたらす何かに

20%だけ時間を割いてもらうというルールです。

このルールによってGoogleニュースやGメールなどが生まれました。

このルールを私達も日常生活に取り込むことで、興味のある分野を探求するきっかけになります。

ちなみに、僕はこのルールを用いて、自分がやったことのない新しいことや、自分のビジネスを試すなどしています。

これによって新しい経験になったり、知識が広がります。何より新しいことをやるのは人生にスパイスを与えてくれます。

探すモードと集中モード

本書ではキャリアの最初の段階では1点集中が良いとしています。

例えば、著者はフォーブスという雑誌に集中的に記事を書いたことで、人気作家になり知名度が上がり、その後の仕事にも繋がりました。

では、私達は何に対して集中すればいいのでしょうか?

今の仕事に集中すればいいのか、それとも副業をやってみるか、色々な選択肢がありますから迷いますよね。

本書では、自分が今「探すモード」と「集中モード」どちらのモードにいるかを常に知っておくのが重要だと言います。

著者はそれぞれのモードを3ヶ月から半年ごとに切り替えていると言います。

例えば、

3ヶ月間探すモードでディナーや会議にたくさん出て人脈を広げた後、半年間集中モードで本を執筆する

というような感じです。

「探すモード」と「集中モード」を使って人生のメリハリを付け、集中力を効果的に使いこなすのが重要なのです。

今までこのような考え方をしたことがなかったので、非常に興味深いと思いました。

あと一手間を惜しまない

本書では自分の時間を効果的に使うことが大切だと述べられています。

その一つのテクニックとして、あと一手間を惜しまないというものが印象に残りました。

具体的に一手間とは、ブログにアップした記事をSNSを活用して拡散するというような感じです。

多くの人はこのような一手間をしないことで損をしている場合が多いと本書では述べています。

僕はこれを読んで、記事の拡散にTwitter以外のSNSも効果的に使っていこうと思いました。

それ以外にも人間関係において、親しくなりたい人にこまめに連絡を取るなども考えられますね。

ロングゲームをプレイするとは計画を立てること

本書では、ロングゲームをプレイするとは、「前もって計画を立てること」だと述べています。

そのために、まずは自分のゴールラインを見ることから始めるといいと述べています。

このゴールラインとは仕事を終わりにする時間のことで、「毎日同じ時間に仕事が終わることを目標にすべき」だと述べています。

しかし、目標を決めても、決めた時間までに終わらない仕事は必ず出てきます。

そういうときには、価値の低い仕事を断るか、仕事を終わりにできるようなシステムを構築するか

選ばなければならない、と述べています。

毎日同じ時間に仕事が終わるようになったら次の段階がありますが、

長くなるので、気になる方は本書を御覧ください。

計画を立てることの重要性は様々な本に出てくるので、どんな形であれ計画を立ててみるのをおすすめします。

僕も毎日次の日の計画を立てるようにしていますが、この習慣のおかげで達成度が目に見えて分かるので、日々のモチベーションになるなどのメリットを感じています。

少し面倒ですがおすすめです。

まとめ

本書では人生というロングゲームで役に立つ様々なテクニックを教えてくれます。

どれも興味深いものばかりですが、全部試すのは難しいので、気になったものから試してみるのが

良さそうです。

僕は今回記事に書いたものをまずは実践してみるつもりです。

最後に、冒頭でも少し書きましたが人生はハッピーエンドやバッドエンドで終わる映画とは違います。

その時々で喜びがあったり、ときには悲しみがあったりするいわば波が存在します

その波をうまく乗りこなすために必要なのが、本書のような本ではないかと感じました。

皆さんもうまく波を乗りこなすために本書や当ブログを活用してください。

それでは、また次回!

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