ストレスを味方につけろ!『ストレスを操るメンタル強化術』書評

書評

今日も書評です。

どんな本?

冬になると日が短くなり、寒い日が増えるので、メンタルが病みやすいという傾向があります。ひょっとしたら自覚あるかたもいるかもしれないですね。

そんな冬を乗り切るために、今回はメンタリストDaiGoさんのメンタル本をご紹介します。

Kindleで買ったんですが、めちゃくちゃ面白くて、紙の本でも買おうか迷っています笑

メンタルが弱いというかた、自分はどちらかと言うと内向的で傷つきやすい性格だと思っているかたには特におすすめしたいです!

メンタル病みやすい方にとくにおすすめ!

おすすめのストレス軽減法!

ストレスを完全になくすことは不可能ですが、もちろん軽減することは可能です。

巷には色んなストレス軽減法が溢れていますが、本書ではその中でも科学的に効果が高いものが4つ紹介されています。

その中の1つが1日最低30分本を読むというものです。このような研究が紹介されています。

イギリスのサセックス大学の研究によると、読書をする人はしない人に比べて、ストレスが68%も低下するという結果が出ました。

68%はすごいですよね。これは誰かに言いたくなる研究です笑

ちなみに、ストレス軽減には純文学がいちばんいいそうです。理由としては、

登場人物に感情移入して読むことで共感能力が高まり、現実でも相手の気持ちや言っていることがよくわかるようになります。つまり、コミュニケ ーション能力が高まるのです。ストレスのほとんどは人間関係に原因があると言っても過言ではありませんから、コミュニケ ーション能力の向上はストレスの軽減につながります。

と記述しています。

純文学少し難しいですけど、読んでみると意外と面白いんでおすすめです。僕が好きなのは太宰治とかですね〜。

ストレスに勝つには本を読め!

ストレスは悪者なのか?

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ストレスは悪者にされがちですが、実際のところどうなんでしょうか。

現在の定説では、「ストレスは必ずしも悪い影響を与えるばかりではない」という結論が出ています。つまり、使い方次第では良くも悪くもなるというわけですね。

本書では、ストレスをうまく使う方法として、

「ストレスは心や体に害があるもの 」と考えるのではなくて 、 「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる 」と考えることなのです

と述べています。

根拠としては、

ストレスに関するマインドセットについて、アメリカで約3万人の成人を対象に行われた調査で興味深い結果が出ています。

強度のストレスを感じている人たちのうち、「ストレスが体に悪い 」と思っている人たちは、そうでない人たちに比べて死亡リスクが 43%も上昇することがわかったのです。

マインドセット(考え方)によってこうも変わるんですね。これは覚えておいて損はないです。

内向的な人のために

僕は自他共に認める内向型人間で、最近までこの性格が好きになれませんでした。

しかし、ある本を読んで内向型にもメリットがあるという事実を知り、自信を持つことができました。

本書にも内向型の特徴と生かし方が簡潔に書かれています。

まず、内向的な性格とはなんなのか?本書では、

「内向的な人 」とは 、外部の刺激にとても敏感な人のこと 。そのため 、外部の刺激に鈍感な人=外向的な人に比べて、あまり未知なものに挑戦したり、無茶をしたりしないというわけです

と定義します。内向型の強みとしては、

・自制心が高い

・発想力がある

・感性が豊かで感受性が強い

などがあげられます。

内向型の人は自分の強みというのを理解するだけでもかなり強いと思いますね。

陰キャは馬鹿にされがちだけど、良いところもあるんだぞ!

最後に

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今回はストレスについての本を紹介しました。

ストレスとは何なのか、どう活かすのかを教えてくれる良書です。また、ストレス軽減法について色んな方法が紹介されており、何回でも繰り返して読みたい内容ばかりでした。

僕自身メンタルが結構やられやすいほうだったんですが、本書のテクニックを試すうちに、だんだんささいなことでは動じなくなりました。

短時間でさらっと読めるので、とてもおすすめです!

では、また明日!

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