今日も読んだ本の紹介です。
これはかなり面白かったです!そして、凄い!
なにが凄いって、科学的根拠がしっかりしてるうえに密度が濃い!
とても紹介しきれる内容量ではないので、気になるかたは是非買ってみてください!
著者について
著者が鈴木裕さんというとても面白いかたなんですね。
今までに10万本の論文を読み、アンチエイジングの専門家でもあり、メンタリストDaiGoさんも絶賛している方です。
知らないっていう人はパレオな男という名前のブログを無料で公開しているので、少し見てみると、凄さが分かります。
このブログでは前にも鈴木裕さんの本を紹介しているから良かったら見てくれ!↓
獣と調教師を使いこなす
本書では本能とか無意識の力のことを獣に例えています。それに対し、理性のことは調教師に例えています。
そして、最大の集中力を手に入れるには獣をうまく操るしかないらしいのです。
それはなぜか。
調教師はパワーが弱く、獣には絶対に勝てないからです。ここはうまい例えですよね笑
無意識の力は意識の力の数百倍と言われますが、それだけ獣の力は強いということですね。
例えば、お菓子が目の前にあったら、獣が「食べろ!」と命令するのでそれには調教師も抗えません。そこで、あらかじめお菓子を視界に入れないという戦略を取ることで、お菓子を食べたいという獣の命令をかわすというイメージです。
獣に抗っても無意味
最初に何をすればいいの?
本書ではたくさんのテクニックが紹介されていますが、やはり小手先のテクニックだけでは集中力を劇的に高めることは難しい。
そこで、本書では効果が高いテクニックをレベル別で紹介しています。
その中で1番最初に始めるべきレベル0のテクニックがあります。
それはなんだと思いますか?
正解は「体調を整える」です!
本書では、
体調の管理は脳がうまく働くための基本。ここが崩れていては、いくら正しい心理テクニックを使っても付け焼き刃の効果しか得られません。
と主張しています。
デキる人は健康な人が多いイメージがありますが、あれは間違ってなかったのですね。
体調を整える基本要素は運動、食事、睡眠の3つですが、詳しい内容は本書を読んでみてください!
使い勝手がめちゃくちゃいい!5のルール
本書には色んなテクニックが載っているのですが、個人的に面白いと思ったのが5のルールと言われるものです。
基本的なルールは簡単で、やっている作業をやめたくなったら、とにかく5の数を使ってタスクを続ける!というものです。
それだけ?
と思う方もいるかもしれませんが、本当にそれだけです。シンプルですよね。
具体例としては、
- 読書に集中できなくなったらあと5ページだけ読む
- 仕事をやめて休憩したくなったらあと5分だけ続ける
という感じです。
なんでこのテクニックがいいかって言うと、感情ってずっと続くものじゃなくて、過ぎ去っていくものなんですよ。例えば波によく例えられますよね。
だから、とにかく続けることで、もうやめたい!という感情が過ぎ去り、続けられるということなんですね。
このテクニックはカウンセリングなどの世界で先延ばし対策に使われるテクニックらしいです。いやー面白い。
10秒でできる!?ステレオタイピング
まずは、本書からの引用です。
ステレオタイピングは有能な人を想い描くだけでも人間のパフォーマンスがアップすると言う現象を指す言葉です。
例えば、ザルツブルグ大学の研究では、前もって「優秀な大学教授」のイメージを頭に刷り込まれた被験者は、そうでないグループよりも自分の知識への自信が上昇。その結果として集中力が高まり一般常識のテストが良くなりました。
いやーこのテクニックもとても簡単ですよね。勉強する前に有能な人を思い浮かべるだけですからね。
僕もこれを読んでからは、DaiGoさんや鈴木裕さんのことを思い浮かべるようにしてます笑
さいごに
もっと紹介したいテクニックはたくさんあるのですが、あとは本書を御覧ください!
ちなみに、僕は本書のテクニックをノート化した「ヤバい集中力ノート」というノートを愛用しています。このノートを使うようになってからは、目標を毎日立てるようになって、日々の充実度が上がりました!
本書が気に入った方はこちらもおすすめです。一応リンクも載せておくのでよかったらどうぞ!↓
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